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【参加者募集】向島の街・人の変化をワークショップで検証。向島国際デザインワークショップ2019

企画名向島国際デザインワークショップ2019
団体名:向島国際デザインワークショップ実行委員会
開催日:2019年11月03日(日・祝)~2019年12月15日(日)
会 場:墨田区内各所
Project Name:Mukojima International Design Workshop 2019 "Chained community"
Organized by:Mukojima International Design Workshop Executive Committee
Venue:Various locations in Sumida area

向島国際デザインワークショップ2019とは?

20年前に行われた向島国際デザインワークショップを起点として向島では様々なイベントが行われ、連鎖するように「人と人のつながり」=「共同体」が派生しました。

例えば、前回の向島国際デザインワークショップに参加し、いち早く長屋のリノベーションを行ったアーティストであるティトゥス・スプリーさんは今回、20年前に向島の魅力として感じた「隙間」や「余裕」が現在はどう変化したかを探ります。このように「向島国際デザインワークショップ2019」では、向島におけるこうした状況を“連鎖的共同体”と名付け、ワークショップを用いて実証していく試みです。

このほか、住人やカフェの店主、写真家など向島をよく知る人々がコラボレーターとともに、7つのテーマでワークショップを企画。11~12月にかけてワークショップを実施。その成果を12月21日(土)、22日(日)に展示、プレゼンテーションを行います。

【ワークショップ】
*参加の方法は下記「申込方法」をご覧ください。
*日程、詳細未定のものは後日Facebookでお知らせします。


001 《すき間マッピング》
テーマ:隙間絵巻/隙間の概念からまちを見直す
ユニット名:in between / intermediate space
ティトゥス・スプリー(アーティスト)、笹川みちる(プランナー)、海野良太(画家)

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ステートメント|22年前、向島を初めて歩いた時にいろいろな隙間を見つけた。その隙間にゆとりを感じて、そこに街の独特の力があると思いました。今、その時感じたことを振り返ってみると、だいぶ余裕がなくなったかなと思います。街の隙間とそれに関連する共同体のあり方を中心に、20年前と現在の向島の変化について考えてみます。
すき間マッピングワークショップでは、隙間を探す、隙間に入る、写真を撮る、隙間からゆとりのある街の未来を考えます。例えば、1年後、20年後、50年後の向島を想像する/「隙間絵巻」をみんなでつくる/うんのさんが描く「隙間グランドデザイン」「隙間マスタープラン」などを想定しています。
ティトゥス・スプリー(アーティスト)

日時|11月16日(土)10:00~15:00(2時間 街歩き&フィールドワーク/12時〜13時 昼休憩/2時間 絵巻制作)
会場|sheep studio(墨田区京島3丁目20−9、googlemap①)
参加費|500円
定員|10名


002  《シドウノタネマキ》
テーマ:私道の始動の指導の可能性の探究
ユニット名:私道の指導の始動部
齋藤 佳(ドンツキ協会会長)、及川博勝(あとりえ及川工務店 店長)

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ステートメント|行政が整備する一般的な道、いわゆる公道に対して、私道ー個人の土地でありながら通行のために供される道があります。 路地とも呼ばれるそんな私道が複雑に入り組んだ向島地区。アスファルトの私道は、一見の公道のようで、住んでる人が積極的に使わない、日常でも遠慮がちに過ごすスペース。そんな私道はそこに住む人がもっと自由に使ってもよいかも、とのことからこの企画は始まりました。

通路のための道として整備されてるが、公でなく持ち主がいる。
私道につき通行禁止と言う看板など主張する私道もある、果たしてどこまで主張し使用できるのか専門家に聞かないとわからない。

小難しい法律はさておき、どこまでやっていいのかという問題を考える部活です。
一方、「すみアコ=すみだアコースティックサウンド」という、概念があります。すみジャズ曳舟の中で、民家が密集した中で出せる音には制限があって、ライブハウスで奏でるようなアンプやスピーカーを繋いだ音は民家の中では不可能。そこで、アンプやスピーカーを使わない生楽器にするなどの工夫をする。キーボードを鍵盤ハーモニカにしたりすると、案外しっくりその場所にはまった。そういう制限がある中で生まれた新しいサウンドのことをすみアコと提唱します。この「すみアコ」の概念を「私道」でなにか行う時のキーポイントとします。
齋藤 佳(ドンツキ協会会長)

▶︎ワークショップ1 シドウノタネマキ
内容|
その名のとおり、まちの私道に種をまいちゃおう!というイベントです。まく種は「すみだベリー」。といっても地元の原産種などではなく、市販のちょっと生命力の強いワイルドベリー種。これを栽培して墨田の名物にしてしまおう!というわけではありません。もし種をまいて数年後、まちのあちこちにすみだベリーが実ってゆくことで、すみだの私道のいち風景となり、すみだベリーと呼ばれそこで行われる会話の種にならないだろうか。などというほのかな期待をかけつつ行います。私道だらけの向島をめぐりながら、隙間とか使われていない空間、私道の隙間に種を置いていく、風になったように、私道を舞う。私道を観察してゆくためのファーストタッチみたいなことをやります。
日時|11月3日(日・祝)
13:00  東武曳舟駅前集合(googlemap②)~種まきツアー(おもに京島あたり)
15:00 ユートリヤ交流スペースgooglemap③ アイデア出しミーティング
参加費|500円(軍手など園芸作業用具を貸与)
持ち物|特に不要ですが、汚れてもよい、歩きやすい服装とスコップや軍手などお持ちいただけると助かります。

▶︎ワークショップ2 シドウミーティング
日程|11月終わり
場所|後日発表

▶︎ワークショップ3 祭りの日「収穫イメージぬか喜び祭(仮)」
日程|12月1日(日)


003 《東亰(TOKEI)クルージング》
テーマ:向島・まち風景の再発見
ユニットメンバー:中里和人(写真家)、安藤達朗(演出家)、三宅哲平(画家)、
オカザキ恭和(ダンサー・アーティスト)、市川平(特殊照明家)、道畑吉隆(左官アーティスト)

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約20年前まえに写真家・中里和人が向島で撮影した写真集「東亰(TOKEI)」を元に向島をあるき、数人のアーティストが自分の見つけた幻の原風景=東亰(TOKEI)をテーマにワークショップを行います。1回から参加可能です。

▶︎東亰(TOKEI)クルージングvol.1   ナビゲーター 中里和人(写真家)
内容|19年〜13年前に撮った写真集「東亰(TOKEI)」をガイドに、現代の向島の東京の原風景をめぐり歩き、東亰(TOKEI)が持っていた景観の魅力を夕暮れから夜にかけて巡り発見していく。解説付きまち歩きワークショップで途中自由な写真撮影を含みます。
日時|11月17日(日)
  [1部] まち歩き19:00〜21:00
  [2部] 東亰(TOKEI)を語り合う交流会 21:00~23:00
集合場所|東武曳舟改札前googlemap②
参加費|1000円(交流会費用込み)

▶︎東亰(TOKEI)クルージングvol.2  ナビゲーター オカザキ恭和(ダンサー・アーティスト)
内容|路地を歩く、路地でお茶する、路地に身を置く
日時|12月8日(日) 14:00〜
集合場所|yahiro8(墨田区八広4丁目10−1、googlemap④

▶︎東亰(TOKEI)クルージングvol.3
内容|他アーティストの東亰クルージングを予定
日時|未定

▶︎東亰(TOKEI)クルージングvol.4
これまでのワークショップ参加者やアーティストとミーティングをしてマッピングして東亰を再クルージングする。
日時|12月14日 (土)or 15日(日)


004 《変わら番90Days Billboard 90 Days》
テーマ:繋がる場(地域)再発見
ユニット名:変わら番90Days Billboard 90 Days
カワチキララ(アーティスト)、佐瀬弘子(あら!かわらばん!責任者)、多田翔(千日紅店主)

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孤立している子供や大人。誰でもが気楽に来れる居場所をつくります。その場所では、誰もが何かしらの役割を与えられます。例えば、まちの宝物を見つける記者となる人、記事のネタを話す人、何かを持ってくる人、聞く人、居場所の掃除、留守番など、色々な役割。約90日間の居場所つくりを通じて、地域のスクラップ新聞(かわらばん)の様な作品を、みんなで変わる変わるの番をしながら制作します。かわら版(掲示方法)は、繋がる場(商店)を運営している佐瀬弘子(とらばし)、多田翔(千日紅)などのコミュニティスペース他、SNS等でも掲示していきます。

日時|①11月4日(月・振休)/②11月23日(土・祝)
会場|①千日紅(墨田区京島3丁目52−3、googlemap⑤)/②とらばし(墨田区京島3丁目62、googlemap⑥
参加費|未定


005 《いーのダンス》
テーマ:障がい、ダンス
ユニット名:いいの いーの iino
・長谷川麻里絵(障がい者支援センター勤務)、赤須翔(音楽家)、ヤスシコーチ(謎の会社員)

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いいの、それでいいの。変わったくせがあったって、間違ったって、そのままでいいの、そこにいるだけでいいの。
そんないいのいいのスピリット「いーのダンス」。
まずはこれでいいんだって認め合える事。
そっちの方がいいでしょう? 人間って何だろう、生きるって何だろう、障がい者、健常者と言われている人達、みんな得意不得意がある
どこから健常者でどこまでが障がい者なんだろう?そんなボーダーラインは踊り飛ばそう!考えるよりまず踊ってみよう。
分かるかもしれないね。みんなで一緒に「いーのダンス」を踊ろうよ!


日時|11月4日(月・振休)15:00~17:00
会場|たから会館(墨田区京島3丁目3-6、googlemap⑦
参加費|無料(申込不要。当日会場までお越しください)
対象年齢|誰でもOK
持ち物|服装、お気に入りのアイテムなど何でもお好きな物をお持ちください。


006 《旧向島区都市計画ミスッタープラン》
テーマ:ダジャレの活用
ユニット名:シンダジャレブ
浜口彩音(都市計画コンサルタントひよっこ)、澤谷理裕(建築家)、北條元康(大工/北條工務店/BUGHAUS棟梁)

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求められてないところにダジャレを編み出しまちのためになるダジャレとはなにかを考えるあつまりシンダジャレブ。今回は、向島地区のまち並みや都市計画などをもとにダジャレをつくる=ミスッタープランを考えます。ゆるい会です、期待しないでください。(ミスッターとは、まちのためになるダジャレのこと)

▶︎プレミーティング
日時|11月8日(金)21:30〜
会場|きまま(墨田区京島3丁目13−5 セブンイレブン隣の透明トタン、googlemap⑧
定員|15名
参加費|無料


007 《フロー瞑想》
テーマ:自己ベスト
ユニット名:一休企画
灰谷歩(珈琲とけん玉屋)、齊藤浩一郎(不動産とサウナ屋)、瀧口幸恵(打ち合わせと妄想屋)

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わたしたちは常に活動し、見て、聞いて、考えて、意識は外側を向いており、休みの日でさえもそれをし続けていて、内側を観る機会を持つ余裕、隙間、意識を持つことが困難です 。「ああ…休みたい。ようやく休みがとれた」そんな時あなたはどう過ごしますか?そしてあなたはそれで本当に休まっていますか?この度 そんなあなたのために企画します。究極の休み…それは…Flow×風呂+瞑想=【フロー瞑想】Flowとは端的に言うと無我の境地!人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚である!風呂とは風呂!瞑想とは瞑想だ!リラックスではまだ足りない!フローこそが究極の休みではないか!そう仮定してみんなで実験してみます。

▶︎viva! Sauna!!:サウナ派向けの瞑想方法。ヴィパッサナー瞑想が語源。瞑想に集中するため、会話やアイコンタクトなどのすべてのコミュニケーションを遮断し、”物事をあるがままにみる” らしい。

▶︎マインド風呂ness:風呂派向けの瞑想方法。マインドフルネス瞑想が語源。今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、”ただ見ること” らしい。

この2つの手法を軸に究極の休みに入ります。

スケジュール
10.15(火)…サウナの聖地 『しきじ』in 静岡にてリサーチ、という名の休み
11月未定…墨田区某所にてFlow瞑想ワークショップ、という名の休み。

ワークショップ成果の展示方法
最終的にはそのフロー体験を可視化し、それをさらにテルミンにて音源化させ、一本の音でその人のフロー体験を再現、展示します。


【申込方法】
参加希望の方は、①参加を希望するワークショップの番号・名前(複数日開催の場合は参加日)、②氏名、③電話番号を明記のうえお申込みください。
送信先: mukojima.idws2019@gmail.com
(例)①002 シドウノタネマキ(12月1日) ②向島 太郎 ③000-0000-0000

【お問合せ】
[電話] 090-4164-8383 
[メール] mukojima.idws2019@gmail.com
[web] https://mukojima.weebly.com/
[facebook] 向島国際デザインワークショップ2019

 

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