HOME / イベント情報 / 北斎没後170年 森羅万象 アートで開く隅田川

北斎没後170年 森羅万象 アートで開く隅田川

企画名北斎没後170年 森羅万象 アートで開く隅田川
団体名:墨田区、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
開催日:2019年02月23日(土)
会 場:YKK60ビル AZ1ホール(墨田区亀沢3-22-1)

かつて水の都、江戸文化の中心として栄えた「すみだ」。
川は人々の生活や経済の基盤として賑わい、
中でも隅田川は、花見や花火など今に続く文化を育んできました。
今年で没後170年を迎える江戸の天才絵師・葛飾北斎は、
そんなすみだで生まれ、生涯のほとんどをすみだで過ごし、
世界の芸術家たちに影響を与える多くの作品を生み出しました。

江戸から明治、大正、昭和と時は移り、
戦後、高度経済成長期に水質が悪化しましたが、
今では、それを乗り越え、隅田川には多くの人が集っています。
隅田川の水運の発達などにより育まれてきたすみだの文化は、
人々の暮らしの発展だけではなく、多くの職人が移り住み、
現在に続く、ものづくりの礎を築きました。
今回のシンポジウムでは、文化芸術が様々な分野に作用することを検証し、
地域における役割を改めて考える機会といたします。

 

当日のプログラム:

13401425 第1部(45分):すみだ北斎美術館発「北斎ムーブメント!」
2019年度のすみだ北斎美術館は、注目すべき企画展が目白押し。中でも910日(火)~114日(月・祝)に開催される「北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展(仮)」と、1119日(火)~2020119日(日)に行われる「北斎没後170年記念 小布施北斎館の名品展(仮)」は、目玉となる企画展です。これらの企画展について、すみだ北斎美術館館長・橋本光明氏からご紹介するほか、信州小布施 北斎館館長・安村敏信氏、国際浮世絵学会会長/岡田美術館館長・小林忠氏、さらに美術に関する著書多数の橋本麻里氏を迎え、すみだ北斎美術館から北斎ムーブメントを起こすべく、北斎の魅力を余すことなく語り尽くすマニアックでユニークな必見のトークショーを開催します。

14401610 第2部(90分):「隅田川 森羅万象 墨に夢」2018年度 活動報告会
「隅田川 森羅万象 墨に夢」通称すみゆめは、すみだ北斎美術館の開館を機にスタートしたアートプロジェクト。北斎が暮らした隅田川流域で、芸術文化に限らず森羅万象あらゆる表現を行っている人たちが繋がりながら、この地を賑やかに彩っていくことを目指すものです。テーマは「北斎」「隅田川」として、地域資源を活用した多彩な活動の展開で、区民やアーティストが主体的に参加する場や機会を広げています。3年目となる今回は4ヶ月に渡り、みんなで作るお祭りや参加型パフォーマンス、作品展示やワークショップなど、様々な企画がまちなかや川辺で開催しました。本報告会では、参加団体からの発表を通して、その成果は何か、今後に向けた課題と期待を参加者全員で共有します。

<2018年度公募企画参加団体>
アップデートアーキテクツ、NPO法人雨水市民の会、居間 theater、East Tokyo Photo Art Project、キッズサポートりま、キッチン図鑑、劇団M.M.C、佐藤史治、ずぼんぼプロジェクト、墨田スタジオネットワーク、NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会、hanakitan、北斎通りまちづくりの会、北斎ヨガ実行委員会、Bon Numatta、民話を語ろう 語らいの森、一般社団法人もんてん

16251755 第3部(90分):シンポジウム「文化芸術の地域における役割」
すみだは江戸の頃より、職人のものづくりのまち、さらには北斎などを輩出した文化芸術発信拠点として、今日まで発展を続けてきました。2020年、情報通信技術(ICT)人材を育成する「i専門職大学」が墨田区に開学。2021年には、千葉大学の新キャンパスである「デザイン・建築スクール」が墨田区にオープンします。
「アート」「デザイン」「クリエイティブ」の可能性が、観光や産業におけるイノベーションに繋がり、地域活性やシビックプライド(都市に対する市民の誇り)醸成に資するという視点で、以下の有識者5名によるディスカッションを行います。文化芸術の地域における役割、文化芸術が観光・産業に与える効果、なぜ今文化芸術が必要なのかなど、参加者全員で考える機会とします。

・梅澤高明(A.T.カーニー日本法人会長)
戦略・イノベーション・マーケティング関連を中心に日米で20年超にわたり企業を支援。クールジャパン、観光・ナイトタイムエコノミー、デザイン経営などのテーマで政府の取組みを支援。東京の将来像を提案する「NEXTOKYOプロジェクト」を主宰。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーター。

・鈴木康広(現代アーティスト)
日常の見慣れた事象に新鮮な切り口を与える作品によって、ものの見方や世界のとらえ方を問いかける活動を続けている。代表作に「ファスナーの船」「空気の人」など。平成29年度文化庁文化交流使。武蔵野美術大学准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。                           

・橋本麻里(美術ライター・エディター、公益財団法人永青文庫 副館長
新聞、雑誌への寄稿のほか、NHKの美術番組を中心に、日本美術を楽しく、わかりやすく解説。著書に『美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、共著に『SHUNGART』『原寸美術館 HOKUSAI100!』(共に小学館)など他多数。

・林 千晶(株式会社ロフトワーク代表取締役)
Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」(日経WOMAN)を受賞。 

・牧野友衛(トリップアドバイザー株式会社代表取締役)
2016年より現職。AOLGoogleYouTubeTwitterにて国内での製品展開や事業提携を担当。2014年から総務省「異能(Innovationプログラム」アドバイザー。2018年度の東京都「東京の観光振興を考える有識者会議」委員。

 

申し込み:
事前申込制
応募者多数の場合は抽選となります。その場合ご当選となった方へご連絡いたします。

◆オンライン申込
https://secure2.xross.jp/sumiyume/ 
申込受付開始日:2/1(金)10:00~
上記URLより、参加イベント(第1部~第3部の希望の部、複数回答可)をお選びいただき、必要事項ご記入下さい。

◆はがき申込
往復はがきで、往信面に①イベント名(第1部~第3部の希望の部、複数回答可)、②住所 、③氏名 、④年齢、 ⑤性別、 ⑥電話番号、 ⑦メールアドレス、返信面に住所・氏名をご記入の上、下記の宛先までお申込み下さい。
宛先:〒113-0024 東京都文京区西片1-17-8 KSビル2F
株式会社角川アスキー総合研究所内 アートで開く隅田川イベント事務局

◆FAX申込
①イベント名(第1部~第3部の希望の部、複数回答可)、②住所 、③氏名 、④年齢、 ⑤性別、 ⑥電話番号、 ⑦メールアドレスをご記入の上、下記の宛先までお申込み下さい。
宛先:03-5840-7812

 

問い合わせ先:
墨田区役所 文化芸術振興課
03-5608-6115 ※8:30~17:00受付(土日祝除く)

  • 0
  • 0
    Twitter