室町時代の能「隅田川」を現代演劇で上演

分かり合えない人々との対話を通して、街に住む多様な人々の生活を描いてきた演劇作家・柳生二千翔（青年団）による新作公演！
室町時代の能「隅田川」（観世十郎元雅作）を元に、古典文学を現代に生きる私たちの身体と価値観と照らし合わせ、そして乱反射させながら、新たな「隅田川物」を発表します。
誘拐された子を想うあまり気が触れてしまった母親の情愛を描いた「狂女物」、その１つでありながら異例の悲劇として幕を閉じる「隅田川」。
本企画ではそれらに通底する「子への愛」を踏まえ、 現代の女性が暗黙的に期待されてきた「女／妻／母」というロールから「逃げなかった」、「逃げない」を選択した人物の結果を描いていきます。出演には範宙遊泳の埜本幸良、渡邊まな実ら気鋭の俳優を迎え、従来のイメージやマナーに囚われ過ぎず、希望が見出しにくい現代社会を生きる私たちの物語として描いていきます。

【日　時】2019年12月15日（日）18:00／12月16日（月）19:30／12月17日（火）14:00
【会　場】YKK60ビルAZ1ホール（東京都墨田区亀沢3-22-1　1F）

【参加費】（前売り価格。当日券は各券種+¥500）
　　　　　一般（¥2,800）
　　　　　U-25（¥2,000）
　　　　　墨田区民割（¥2,000）
　　　　　高校生以下（¥1,000）

【申込フォーム】https://undercurrent2019.peatix.com/

【お問合せ】柳生二千翔　メール：yagyu.works@gmail.com

【特設WEBサイト】https://undercurrent2019.tumblr.com/