「隅田川 森羅万象 墨に夢」2023年度活動報告会
「隅田川」「北斎」を主なテーマに、すみだの地域資源を活用するアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)は2016年のスタート以来、毎秋、約4カ月のメイン期間に、公園や河川空間、公共施設や店舗など、さまざまな場所で多彩な活動を展開しています。
8年目となる今回は、隅田川の歴史や物語、北斎を取材してつくられた演劇や、まちをリサーチし、地域の記憶や景色から生まれた音楽やパフォーマンスなど、すみだならではの内容を深める企画を多く実現しました。公演や展示にとどまらず、まちを歩きながら体験する作品や、公共空間での交流を促すようなプロジェクトも実施。また参加団体の協働や、異なる分野のアーティストによる新作の試みがあるなど、これまでの蓄積が活かされました。
この報告会では、主催企画2件、公募によるプロジェクト企画13件、広報連携によるネットワーク企画8件の成果について紹介します。
15:00〜16:15 主催企画・プロジェクト企画活動報告
<2023年度プロジェクト企画参加団体>
AGAXART、明暮れ小唄、NPO法人 アート・アンド・ソサイエティ研究センター、植村真、小林企画、さんぽチーム(野木青依×MC.sirafu×宮﨑有里)、すみだパーク演劇部扉座大人サテライト、タミノータ・プロジェクト、tailor made for P、一般社団法人Token、林家あんこ事務局、MYAA、一般社団法人もんてん
ゲスト:
大内伸輔(公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課 事業調整係 係長)
小澤慶介(アートト代表、インディペンデント・キュレーター)
佐藤慎也(日本大学理工学部建築学科 教授)
久野敦子(公益財団法人セゾン文化財団 常務理事)
16:15〜16:20 すみゆめ2024プロジェクト企画公募について
16:30〜18:00 オープンミーティング
テーマ①:アートが他領域でできること、すみだでの実践から
すみだではアート活動がまちづくりや福祉、子育て、観光、産業とつながり、新しいコミュニティや表現が生まれています。区内で実践されている団体の事例を伺い、どのような可能性と課題があるかについて考えます。
ゲスト:清宮陵一(NPO法人トッピングイースト )、三田大介(有限会社モアナ企画/すみだクリエイターズクラブ/すみのわ運営事務局)
テーマ②:新しいことの面白さと難しさをどう評価するか
さまざまな団体が参加するすみゆめではプロジェクトもジャンルレス、例えば音楽なのか演劇なのか、従来の枠組みでは捉えられないことがよくあります。企画は独創的で面白い、それを他者に伝えて共感を得るためにはどうすればいいでしょうか。新しい取り組みをどのように評価できるか、今年のプロジェクト企画を振り返りながらみんなで話し合います。
参加方法
申込みフォームよりお申し込みください。
事前予約優先/参加無料
https://forms.gle/3Lvaw4doxZBtzMAbA(googleフォーム)
[締切:2024年2月22日(木)13:00まで]