北斎80歳で描いた「西瓜図」は、七夕の儀式を見立てた絵だとか!?
古くは、手芸や機織りがうまくなるようにと、祭壇に五色の布や糸を捧げ、瓜や茄子、梨や桃などを供えた「乞巧奠」(きっこうでん)という儀式。詩歌や管弦など文芸ごとの上達も願って、琴や琵琶を並べ、和歌を詠みあげるのだそう。
旧暦によれば2020年の七夕は8月25日、この夏のすみゆめは「七夕」からあれこれ紐解き、音楽や食、そして相撲とのかかわりに及ぶ企画から始まります。
Zoomを用いて参加者みんなで新たな楽曲をつくりましょう。
音譜がわからなくても、楽器が弾けなくても大丈夫。
身近なところに潜む音を引き出せるかも。できた曲は北斎バンドにより演奏します。
※パソコンかスマートフォンによる音声と映像の配信ができることが参加要件となります。
※お一人一回の参加となります。参加希望日の前日までに下記フォームからお申し込みください。
※ワークショップ実施の様子は、一部、すみゆめWEB等で紹介します。
相撲の起源は七夕にあり。天覧試合で野見宿禰が勝ち、平安時代には「相撲節会」(すまひのせちえ)という宮中行事が七夕に行われていたそう。
相撲文化が息づくすみだで、初代高砂浦五郎に因む浪曲地歌が誕生します。
「初代高砂浦五郎伝」執筆のこと、そこから生まれる地歌のこと、じっくりと語り合います。
原作:松田哲博、作曲:野村誠、地歌三味線:竹澤悦子
※すみだリバーサイドホールで公開収録を行い、後日オンライン配信します。
約4,000図が収められている『北斎漫画』。
その中に描かれた楽器から、どんな音楽世界が広がっていくのだろう?
野村誠により、2010年のリサーチから始まった北斎漫画四重奏。
新たな想像と創造を重ねて、「すみゆめの七夕」演奏会に北斎バンドが登場します。
※すみだリバーサイドホールで公開収録を行い、後日オンライン配信します。
寺島ナス、キュウリ、スイカ…
江戸の頃は野菜の砂糖漬けが「薬」として重宝されていたのだとか。
そして北斎長寿の秘訣は、自ら開発した薬のおかげ?!
からだと気持ちをほぐす「江戸野菜のくすり箱」をお届けし、みんなで食すオンラインのおやつタイムにお招きします。
①トーク「江戸の食を探る」
※すみだリバーサイドホールで公開収録を行い、後日オンライン配信します。
② 視聴者の皆さまから抽選で10名様に「江戸野菜のくすり箱」をレシピとともにお届け。
③ 「くすり箱」のお味や効能はいかに?Zoomで開く「TAROさんのおやつの時間」
※当日はYoutubeでライブ配信を行います。
おしゃべりなひと時をご一緒にお過ごしください。
Youtubeで各プログラムのアーカイブ映像を配信しています。