向島の共同体の連鎖的広がりを検証する、ワークショップの成果発表
2019年12月22日(日)
20年前の1998年に開催の「都市の変遷 向島国際デザインワークショップ」を起点として、向島では様々なイベントが行われ、連鎖するように「人と人のつながり」=「共同体」が派生しました。今回、向島国際デザインワークショップ2019では、向島におけるこうした状況を「連鎖的共同体」と名付け、ワークショップを用いて実証していく試みとして、長屋のリノベーションをいち早く行ったアーティスト、住人、カフェの店主、写真家などによって約7テーマのワークショップが企画されました。さらに、アイデアを展開してくれる二人目、三人目のコラボレーターを募集し、11~12月にかけてワークショップを実施しました。その成果をパネル、写真、ドローイング、映像や音など様々な手法で展示し、プレゼンテーションを行います。
また、同じ向島地区をテーマにした、令和元年度すみだの力応援助成事業の「すみだ向島の風景をつくる」企画の展示、発表も合同で行います。
この企画は今年度7月~10月にかけて、ユートリヤの設計者である建築家 長谷川逸子氏のもと、向島の下町風景を引き継ぎながら活力を導入する小住宅の提案として「すみだ向島の風景をつくる」ワークショップを行い、学生を含む若い建築家約28名(23組)が参加しました。実際に京島の2、3丁目に点在する空き地に23組が具体的な設計プランを提案し、その成果を展示します。
【日時】2019年12月21日(土)10:00~20:45
2019年12月22日(日)10:00~18:00
【会場】すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)(墨田区東向島2-38-7)
<展示>1階 展示ギャラリー 他
2019年12月21日(土)10:00~20:45
2019年12月22日(日)10:00~18:00
<プレゼンテーション>4階 ドーム
12月21日(土)14:00〜15:25(開場:13:30)
・「連鎖的共同体」とテーマを設定し、行った7つのワークショップの報告とディスカッション
・「すみだ向島の風景をつくる」概要と経緯の説明
・総評
<シンポジウム>4階 ドーム
12月21日(土)15:35〜16:25
・向島国際デザインワークショップで行われたことを振り返り、今後の活動について考える。
・向島、京島エリアの風景からつくる、新しい住まい方
・向島博覧会の開催について
<オープニングパーティー>1階 展示ギャラリー
12月21日(土)16:30〜18:00
「向島国際デザインワークショップ2019」「すみだ向島の風景をつくる」のプレゼンテーション、向島地域での様々な活動の今までとこれからについてをテーマとしたシンポジウムのあと、さらに新しいすみだ向島の風景を語らう場として誰でも立ち寄れる開放型オープニングレセプションパーティーを行います。
【問合せ】090-4164-8383
向島国際デザインワークショップ2019実行委員会
メール:mukojima.idws2019@gmail.com